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記事: 肌のハリを取り戻すには?スキンケアや生活習慣の改善ポイントを紹介

肌のハリを取り戻すには?スキンケアや生活習慣の改善ポイントを紹介

肌のハリを取り戻すには?スキンケアや生活習慣の改善ポイントを紹介


【目次】
1. そもそもハリのある肌とはどんな状態?
2. 肌のハリが失われる原因
 ■乾燥
 ■ターンオーバーの乱れ
 ■加齢による機能低下
 ■紫外線のダメージ
 ■糖化
 ■生活習慣の乱れ
3. 肌のハリを取り戻すには?今日からできる6つの方法
 ■紫外線対策を徹底する
 ■肌をしっかり保湿する
 ■エイジングケアアイテムを取り入れる
 ■食生活を見直す
 ■質の良い睡眠をとる
 ■表情筋トレーニングを行う
4. まとめ


薬剤師 瀨野浦 央

株式会社 NISHIO PLANET

企画開発顧問

薬剤師 瀨野浦 央(せのうら ひろ)

株式会社 NISHIO PLANET

企画開発顧問

薬剤師 瀨野浦央(せのうら ひろ)

疾患や緊急時など医薬品を必要とする場面は多く存在するのですが医薬品だけに頼るのではなく、普段の生活習慣の改善や管理も大切であると考えております。

美容や健康のために、薬学の知識、天然物や自然植物の力、本来体に備わる力を合わせ、年齢問わず安心してできるセルフケアの為の製品を提案していきたいと考えています。

経歴

  • 2018 年第一薬科大学卒業
  • 2019 年メディカルハーブコーディネーター資格取得
  • 2020 年ハーバルセラピスト資格取得
  • 2022 年~医師会准看護学校での薬理講師
  • 2024 年シニアハーバルセラピスト資格取得


「最近、頬のハリがなくなってきた」「以前より肌が元気なく見える」と感じることはありませんか?

年齢による変化だけでなく、日々の紫外線ダメージや乾燥、睡眠不足といった、毎日の生活習慣が関係していることもあります。

肌の変化に気づいたときこそ、今のスキンケアや生活習慣を見直すタイミングです。この記事では、肌のハリが失われる原因と、今日から取り入れられるケア方法を分かりやすく紹介します。


1. そもそもハリのある肌とはどんな状態?

「肌にハリがある」とは、うるおいがあり、ふっくらとした弾力を感じられる状態のことです。

皮膚は、大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層からできています。

肌の表面にある表皮では、最も外側にある「角層」が水分を保ち、外部の刺激から肌を守る役割を担っています。角層がうるおいを保つことで、キメが整い、みずみずしくなめらかな肌印象につながります。

その下にある真皮には、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンなどが存在します。コラーゲンが肌を支え、エラスチンがそれらをつなぎとめるように働くことで、肌のしなやかさや弾力が保たれています。

つまり、ハリのある肌を保つためには、肌表面のうるおいを守ることと、肌の弾力を支える真皮の状態の両方が大切なのです。


2. 肌のハリが失われる原因

肌のハリが失われる原因は、加齢だけではありません。乾燥や紫外線、食生活や睡眠など、さまざまな要因が関係しています。

まずは、自分の生活や肌の状態を振り返りながら、あてはまるものがないかみてみましょう。

■乾燥

肌が乾燥して角層の水分が不足すると、キメが乱れ、肌のふっくら感が失われたように見えることがあります。

特に年齢を重ねると、皮脂量や肌の水分を保つ力が低下しやすくなるため、これまでと同じスキンケアでも乾燥を感じることがあります。

■ターンオーバーの乱れ

肌では、表皮の細胞が生まれ変わり、古くなった角質が少しずつ剥がれ落ちる「ターンオーバー」が繰り返されています。

加齢や睡眠不足、ストレスなどによってターンオーバーのサイクルが乱れると、古い角質が肌表面に残りやすくなり、ごわつきや乾燥、くすみなどにつながることがあります。

肌表面のキメが乱れたり、うるおいが不足したりすることで、肌本来のなめらかさやみずみずしさが失われ、ハリが低下したように見えることもあります。

■加齢による機能低下

年齢を重ねると、真皮にあるコラーゲンやエラスチンなど、肌のハリや弾力を支える組織にも変化が起こります。

また、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、肌のうるおいやコラーゲンの維持にも関わっています。更年期になるとエストロゲンの分泌が大きく変化するため、乾燥やハリ不足など、これまでとは違う肌の変化を感じやすくなります。

さらに、年齢とともに顔の筋肉である「表情筋」も変化します。表情筋は笑ったり話したりするときに使われる筋肉で、筋力が低下すると、顔全体のたるんだ印象につながることがあります。

このように、年齢による肌のハリの変化には、肌そのものだけでなく、女性ホルモンや顔の筋肉など、さまざまな要因が関係しています。

■紫外線のダメージ

紫外線は、シミや日焼けだけでなく、肌のハリや弾力にも影響を与えます。

特に紫外線A波(UVA)は肌の真皮まで届き、長年浴び続けることで、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えます。

このように、紫外線を長期間浴びることで起こる肌の老化は「光老化」と呼ばれ、ハリや弾力の低下、シワなどにつながります。

■糖化

糖化とは、体内で余った糖がタンパク質などと結びつく反応のことです。「体の焦げ」と表現されることもあり、料理を加熱したときに焼き色がつくような変化をイメージすると分かりやすいでしょう。

糖化が進むと「AGEs(最終糖化産物)」と呼ばれる物質がつくられます。肌のハリを支えているコラーゲンもタンパク質のひとつで、糖化の影響を受けると、しなやかさが損なわれ、肌のハリや弾力の低下につながると考えられています。

■生活習慣の乱れ

睡眠不足や偏った食生活、ストレスなどの生活習慣も、肌の状態に影響します。

睡眠中には、肌を含む体の組織の修復や代謝に関わる成長ホルモンが分泌されます。そのため、睡眠不足が続くと、肌の健やかな状態を保ちにくくなることがあります。

また、肌をつくるためには、タンパク質やビタミン、ミネラルなどさまざまな栄養素が必要です。食生活が偏ると、肌に必要な栄養素が不足する可能性があります。

さらに、ストレスが続くことも睡眠や自律神経などに影響し、肌の乾燥や肌荒れにつながることがあります。このように、毎日の生活習慣も肌のハリや健やかさに関わる要因のひとつです。


3. 肌のハリを取り戻すには?今日からできる6つの方法

ケアだけでなく、食事や睡眠など体の内側から整えることも大切です。

ここからは、今日から取り入れやすい肌のハリを保つための6つの方法をご紹介します。

■紫外線対策を徹底する

紫外線は、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンにダメージを与える原因のひとつです。そのため、肌のハリを保つためには、日頃から紫外線対策を続けることが大切です。

紫外線は夏の晴れた日だけでなく、一年を通して地表に降り注いでいます。特にUVAは、季節や天気を問わず注意したい紫外線です。

外出するときは日焼け止めを使用し、長時間屋外で過ごす日は帽子や日傘なども組み合わせましょう。また、汗をかいたりタオルで拭いたりすると日焼け止めが落ちることがあるため、必要に応じて塗り直すことも大切です。

敏感肌の場合は、SPFやPAの数値の高さだけで選ばず、自分の肌に合い、毎日無理なく使い続けられる日焼け止めを選びましょう。

■肌をしっかり保湿する

肌のハリを保つためには、毎日の保湿も欠かせません。特に秋から冬にかけては、気温や湿度が低下し、肌の乾燥を感じやすくなる時期です。

肌が乾燥して角層の水分が不足すると、キメが乱れ、ふっくらとしたハリが失われたように見えることがあります。

洗顔後は時間を空けずに化粧水などで水分を補い、乳液やクリームを重ねてうるおいを守りましょう。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたアイテムを取り入れるのもひとつの方法です。

また、敏感肌の場合は、ハリが気になるからと一度にたくさんのアイテムを追加するのではなく、肌の状態を確認しながら、自分に合ったものを取り入れることが大切です。

■エイジングケアアイテムを取り入れる

年齢による乾燥やハリ不足が気になり始めたら、いつものスキンケアにエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)を意識したアイテムを取り入れるのもひとつの方法です。

エイジングケアアイテムには、保湿を基本に、年齢とともに変化する肌の悩みに着目したさまざまな成分が配合されています。美容液などをプラスすることで、自分の肌悩みに合わせたケアを取り入れやすくなります。

ただし、たくさんの成分を取り入れればよいわけではありません。特に敏感肌の場合は、配合成分を確認し、肌の状態を見ながら自分に合ったアイテムを選びましょう。

■食生活を見直す

肌のハリを保つためには、スキンケアによる外側からのケアだけでなく、毎日の食事を通して体の内側から肌を支えることも大切です。

肌のハリや弾力を支えるコラーゲンなどは、加齢に伴って減少・変化していきます。コラーゲンはタンパク質の一種で、体内では食事から摂ったアミノ酸などを材料につくられます。また、ビタミンCもコラーゲンの生成に必要な栄養素です。

そのため、肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質に加え、野菜や果物なども組み合わせ、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることを意識しましょう。

食事を基本としながら、年齢による変化に合わせて、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力に関わる成分を食品やサプリメントから補うことも、インナーケアの選択肢のひとつです。特定の成分だけに頼るのではなく、自分の食生活に合わせて無理なく取り入れていきましょう。

■質の良い睡眠をとる

健やかな肌を保つためには、毎日の睡眠も大切です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、肌を含む体の組織の修復や代謝を支えています。

十分な睡眠時間を確保するとともに、毎日の生活リズムを整えることを意識しましょう。寝る前はスマートフォンの使用を控える、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるなど、心と体がリラックスできる時間をつくるのもおすすめです。

■表情筋トレーニングを行う

顔には、笑ったり話したりするときに使われる「表情筋」があります。年齢とともに筋肉も変化するため、普段あまり使っていない表情筋を意識して動かしてみるのもよいでしょう。

例えば、口を「あ・い・う・え・お」の形にゆっくり大きく動かしたり、口角を上げて笑顔をつくったりする方法なら、特別な道具も必要ありません。入浴中やスキンケアのついでなど、ちょっとした時間にも取り入れられます。

無理に長時間行う必要はなく、「少し顔を動かしてみよう」くらいから始めてみましょう。肌を強く引っ張ったりこすったりせず、負担をかけない範囲で行うことも大切です。


4. まとめ

肌のハリが失われる原因には、加齢だけでなく、乾燥や紫外線、生活習慣などさまざまなものがあります。

ハリのある肌を保つためには、保湿や紫外線対策などのスキンケアに加え、食事や睡眠など体の内側から整えることも大切です。毎日の食事を基本に、必要に応じてコラーゲンやエラスチンなどを補うインナーケアを取り入れるのも選択肢のひとつでしょう。

年齢による肌の変化と上手に付き合いながら、自分の肌や生活に合ったケアを無理なく続けていきましょう。