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記事: 肌荒れが治らないときはどうする?原因と改善・予防の方法を解説

肌荒れが治らないときはどうする?原因と改善・予防の方法を解説

肌荒れが治らないときはどうする?原因と改善・予防の方法を解説


【目次】
1. 肌荒れが治らないのはなぜ?主な6つの原因
 ■乾燥
 ■摩擦や刺激
 ■間違ったスキンケア
 ■不規則な生活
 ■腸内環境の悪化
 ■ホルモンバランスの乱れ
2. 肌荒れしているときにやってはいけないこと
 ■過度な洗顔
 ■ピーリングなどの角質ケア
 ■ニキビや吹き出物を潰す
3. 肌荒れを改善・予防するための習慣
 ■正しい方法で洗顔する
 ■入念に保湿する
 ■1年を通して紫外線対策をする
 ■バランスのとれた食事を心がける
 ■寝具をこまめに洗う・天日干しする
 ■質の良い睡眠をとる
 ■自己ケアで改善しない場合は医師に相談を
4. まとめ


薬剤師 瀨野浦 央

株式会社 NISHIO PLANET

企画開発顧問

薬剤師 瀨野浦 央(せのうら ひろ)

株式会社 NISHIO PLANET

企画開発顧問

薬剤師 瀨野浦央(せのうら ひろ)

疾患や緊急時など医薬品を必要とする場面は多く存在するのですが医薬品だけに頼るのではなく、普段の生活習慣の改善や管理も大切であると考えております。

美容や健康のために、薬学の知識、天然物や自然植物の力、本来体に備わる力を合わせ、年齢問わず安心してできるセルフケアの為の製品を提案していきたいと考えています。

経歴

  • 2018 年第一薬科大学卒業
  • 2019 年メディカルハーブコーディネーター資格取得
  • 2020 年ハーバルセラピスト資格取得
  • 2022 年~医師会准看護学校での薬理講師
  • 2024 年シニアハーバルセラピスト資格取得


「スキンケアを見直しているのに、なかなか肌荒れが治らない」「評判のよい化粧品を試しても、また繰り返してしまう」と悩んでいませんか?

肌荒れが続くと、つい新しい化粧品や美容法を試したくなりますが、原因はスキンケアだけにあるとは限りません。乾燥や摩擦、生活習慣、ホルモンバランスなど、さまざまな要因が関係していることがあります。

この記事では、肌荒れが治らないときに考えられる原因や避けたいケア、毎日の生活で取り入れられる対策について分かりやすくご紹介します。


1. 肌荒れが治らないのはなぜ?主な6つの原因

肌荒れがなかなか治らないと、「今使っている化粧品が合っていないのかな?」とスキンケアに原因を求めてしまいがちです。しかし、肌の状態にはスキンケアだけでなく、さまざまな要因が関係しています。

まずは、自分の肌や普段の生活を振り返りながら、思い当たる原因がないかチェックしてみましょう。

■乾燥

肌の一番外側にある角層には、水分を保つとともに、紫外線やほこりなどの外部刺激から肌を守る「バリア機能」があります。

肌が乾燥して角層の水分が不足すると、このバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。その結果、カサつきだけでなく、赤みやかゆみ、ヒリつきなどの肌トラブルにつながることがあります。

特に空気が乾燥する季節やエアコンの効いた室内では肌の水分が失われやすいため、肌荒れを繰り返している場合は乾燥が関係している可能性もあります。

■摩擦や刺激

肌は毎日の何気ない行動によって、知らないうちに摩擦や刺激を受けています。

例えば、洗顔やクレンジングのときに肌をゴシゴシこする、タオルで強く拭く、顔を頻繁に触るといった習慣も刺激になることがあります。また、マスクや衣類、髪の毛などが繰り返し肌に触れることも、肌への負担につながる場合があります。

特に肌荒れしているときはバリア機能が低下していることもあり、普段は気にならない程度の刺激でも、赤みやかゆみなどを感じやすくなることがあります。

■間違ったスキンケア

肌荒れが治らない原因のひとつとして、肌の状態に合わないスキンケアが考えられます。

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料の使用、洗顔しすぎ、肌に合わない化粧品の使用などは、肌の乾燥や刺激につながる場合があります。また、肌荒れを早く治したいという思いから、複数の化粧品や美容法を同時に取り入れることも、肌への負担となる場合があります。

評判のよい化粧品であっても、すべての人の肌に合うとは限りません。化粧品を変えたあとに肌荒れが続く場合は、成分や使用方法などが肌に合っていない可能性も考えられます。

■不規則な生活

睡眠不足や偏った食生活、ストレスなども、肌荒れが治らない原因のひとつとして考えられます。

睡眠不足が続くと、肌の健康を保つために必要な休息が十分にとれず、肌の状態が乱れやすくなることがあります。また、忙しさから食事が簡単なもので済み、栄養バランスが偏ることも、肌の状態に影響する可能性があります。

仕事や育児、家事などで生活リズムが乱れている場合は、こうした日々の積み重ねが肌荒れの長期化に関係していることもあります。

■腸内環境の悪化

腸内には多くの細菌が存在し、消化や吸収だけでなく、免疫機能などにも関わっています。腸内細菌のバランスと、肌のバリア機能や炎症との関連が報告されており、腸内環境が肌の状態に影響を与える可能性があると考えられています。

ただし、腸内環境の悪化が肌荒れの直接的な原因になるとは限らず、腸内環境を整えれば肌荒れが治ると断定することもできません。肌荒れには複数の要因が関係している可能性があるため、その一因として腸内環境との関係が研究されています。

■ホルモンバランスの乱れ

女性の場合、月経周期に伴うホルモンの変化によって、肌の状態が変わることがあります。

月経前には皮脂の分泌量が変化したり、肌が敏感になったりすることで、ニキビや吹き出物、赤みなどが気になりやすくなる人もいます。

また、睡眠不足やストレスなどが重なると、肌の変化を感じやすくなることもあります。毎月同じ時期に肌荒れを繰り返している場合は、月経周期と肌の状態を一緒に記録してみると、自分の肌の傾向に気づくきっかけになるでしょう。


2. 肌荒れしているときにやってはいけないこと

肌荒れが続くと、「しっかり洗った方がいいのかな」「何か特別なケアをした方がいいのかな」と、普段より念入りにお手入れしたくなるかもしれません。

しかし、肌荒れしているときは肌が敏感になっていることもあり、良かれと思って行っているケアが刺激になる場合があります。ここでは、肌荒れしているときに避けたい行動を確認してみましょう。

■過度な洗顔

皮脂や汚れが肌荒れの原因だと思い、1日に何度も洗顔したり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりするのは避けましょう。

皮脂には肌のうるおいを守る役割もあるため、必要以上に洗い流すと肌が乾燥し、バリア機能の低下につながることがあります。

また、汚れを落とそうとゴシゴシこすることも肌への刺激になります。肌荒れが気になるときほど、「しっかり洗う」よりも「洗いすぎない・こすらない」ことを意識しましょう。

■ピーリングなどの角質ケア

肌のごわつきやニキビが気になると、ピーリングやスクラブなどで古い角質を取り除きたくなることもあるでしょう。

しかし、肌荒れしているときはバリア機能が低下し、刺激を受けやすくなっている場合があります。その状態でピーリングやスクラブなどの角質ケアを行うと、赤みやヒリつきなどの刺激を感じることがあります。

肌荒れがあるときは無理に角質を取り除こうとせず、刺激の強いケアは控えましょう。

■ニキビや吹き出物を潰す

ニキビや吹き出物が目立つと、つい触ったり潰したりしたくなるかもしれません。しかし、自分で無理に潰すと皮膚を傷つけ、炎症が悪化したり、ニキビ跡につながったりすることがあります。

また、手には目に見えない汚れや細菌が付着しているため、気になってもできるだけ触らず、清潔な状態を保つことを意識しましょう。


3. 肌荒れを改善・予防するための習慣

肌荒れを繰り返さないためには、特別なケアをたくさん取り入れるよりも、毎日のスキンケアや生活習慣を見直すことが大切です。

すべてを一度に変えようとせず、自分の生活のなかで続けやすいことから取り入れてみましょう。

■正しい方法で洗顔する

洗顔は、肌の汚れや余分な皮脂を落とすために必要ですが、洗いすぎや摩擦は肌への負担になります。

洗顔料はよく泡立て、肌をゴシゴシこすらず、泡でやさしく洗うことを意識しましょう。すすぐときは熱いお湯を避け、ぬるま湯を使います。洗顔後はタオルで強くこすらず、やさしく水分を拭き取りましょう。

■入念に保湿する

洗顔や入浴後の肌は、角層から水分が逃げやすいデリケートな状態になっています。

そのため、洗顔や入浴を済ませたらすみやかに保湿を行うことが大切です。

化粧水を使用して肌にたっぷりと水分を与え、乳液などを使ってそのうるおいをしっかりと持続させましょう。

乾燥が特に気になる季節やパーツには、基本のアイテムに加えてより保湿力の高いクリームなどを取り入れるのも効果的です。

■1年を通して紫外線対策をする

紫外線は、日焼けによる乾燥を招くだけでなく、肌内部のコラーゲンにダメージを与えてシワやたるみを引き起こす要因となります。

日差しの強い夏場だけでなく、年間を通じて紫外線対策を行うことが美肌への近道です。

外出時は日焼け止めやUVカット効果のある化粧下地を適切に使用し、帽子や日傘なども活用して物理的に肌を紫外線から守りましょう。

日焼け止めが塗れない状況でも、帽子や日傘、サングラス、日陰の活用などによって強い直射日光を避ける工夫を心がけましょう。

日々の丁寧な保湿と、年間を通じた適切な紫外線ケアを継続することで、肌本来のこやかな機能をサポートすることができます。

ご自身の肌状態に合わせた無理のないケアを取り入れ、健やかな美肌を目指しましょう。

■バランスのとれた食事を心がける

肌の健康を保つためには、毎日の食事からさまざまな栄養素を摂ることも大切です。

肌をつくる材料となるタンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルなどをバランスよく摂りましょう。特定の食品や栄養素だけを意識するのではなく、肉・魚・卵・大豆製品、野菜、果物などを組み合わせるのがおすすめです。

忙しい日は、いつもの食事に卵や納豆、野菜のおかずをひとつプラスするなど、無理なく続けられる方法から始めてみましょう。

■寝具をこまめに洗う・天日干しする

枕カバーやシーツなどの寝具は、毎日長時間肌に触れるものです。汗や皮脂などが付着するため、定期的に洗濯し、清潔に保つことを意識しましょう。

特に顔が直接触れる枕カバーは、こまめに交換するのがおすすめです。洗濯できない寝具は、素材に合った方法でお手入れし、必要に応じて天日干しなどを取り入れましょう。

■質の良い睡眠をとる

睡眠は、健やかな肌を保つためにも大切です。睡眠不足が続いている場合は、まず十分な睡眠時間を確保し、できるだけ生活リズムを整えることを意識しましょう。

寝る直前までスマートフォンを見る習慣を見直したり、入浴などでリラックスする時間をつくったりするのもひとつの方法です。

■自己ケアで改善しない場合は医師に相談を

肌荒れだと思っていても、症状によってはニキビや接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎など、治療が必要な皮膚疾患が隠れていることがあります。

毎日のスキンケアや生活習慣を見直しても肌荒れが長引く、同じような症状を繰り返すといった場合は、セルフケアだけで頑張り続けず、皮膚科を受診することも考えてみましょう。

また、赤みや腫れ、かゆみ、痛みなどが強い場合や、症状が広がっている場合、しばらく様子を見ても症状が変わらない場合も、医師に肌の状態を確認してもらうタイミングのひとつです。

肌荒れの原因や必要な治療は、症状によって異なります。「もう少し様子を見よう」と自己判断を続けるのではなく、気になる症状があるときは早めに専門家に相談してみてください。


4. まとめ

肌荒れが治らない原因には、乾燥や摩擦、スキンケアだけでなく、食事や睡眠などの生活習慣、ホルモンの変化など、さまざまな要因が関係しています。

肌荒れが続くと新しい化粧品や美容法を試したくなりますが、まずは肌への刺激を減らし、毎日のスキンケアや生活習慣を見直すことが大切です。

それでも症状が長引いたり、繰り返したりする場合は、自己判断でケアを続けず、一度皮膚科で相談してみてください。

焦らず自分の肌の状態と向き合いながら、無理なく続けられるケアを取り入れ、一緒に健やかな肌を目指していきましょう。